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#Asian Talk 041 翻訳によって異文化を乗り越える -吉田修一長編小説「国宝」翻訳者の試み-
02-24 /14:30 - 16:00
無料 – ¥1,500.00【イベント紹介】
京劇は中国の国芸、歌舞伎は日本の国宝とされています。小説『国宝』は語り口調で歌舞伎役者の生きざまを描き、数々の演目が引用されており、歌舞伎の台詞や唱詞が多用されています。文化の壁を越えながら原作の読みやすさを保ちつつ、歌舞伎に馴染みのない、あるいは全く知らない中国の読者にも日本の読者に近い読書体験を提供することは、翻訳者にとって大きな挑戦です。
今回、単向街書店は『国宝』の翻訳者であり、NHK国際放送元中国語キャスターである伏怡琳氏をお招きし、この作品の翻訳時の詳細と裏話を共有していただきます。
【活動情報】
ゲスト:伏怡琳
日時:2024年2月24日(土)14:30-16:00
場所:単向街書店・東京銀座店
住所:東京都中央区銀座1-6-1
自由席:40席
参加費:1500円
単向街書店・東京銀座店の年間会員は無料
【ゲストプロフィール】
伏怡琳
復旦大学日本語日本文学科卒業、早稲田大学文学研究科修士
日本文学翻訳家。『国宝』(吉田修一著)、『第七官界徘徊 : 尾崎翠短編小説集』、『侵入者』(安部公房著)、『ロックママ』(角田光代著)、『彼らは別の場所で自在に』(小川洋子著)、『阪急電車』(有川浩著)などを翻訳。
【関連書籍】
著者:吉田修一
翻訳者:伏怡琳
出版社:上海人民出版社
ブランド:世紀文景
芥川賞審査員としても知られる日本の著名作家、吉田修一が文壇デビュー20周年を記念して発表した長編大作。一人の歌舞伎役者の壮大な波乱に満ちた人生を綴っています。